Gentoo のバイナリ配布公式レポを発見したので対応してみたら大失敗した
[Gentoo Linux] でバイナリが公式配っていたのを発見したので、 退役したデスクトップをサーバー用途として利用してみます。
設定
設定自体は発見したブログを参考に設定することで問題はないです。
インストール
ではインストールをしてみましょう。 ブログを参考にリポジトリなどを設定後、以下のコマンドでインストールします。
emerge -uDN world
そして失敗へ……
インストールが終わり、動いているのを確認しましょう。 動いていますね。OK, OK では不要なパッケージを片づけましょうかね。
emerge --depclean
一部バイナリになって便利になりましたねー。便利ー。
Zellij のセッションが残っている間は問題が特にわからなかったです。
次の日あたり、クライアントから Samba がなぜか繋がらなくなっています。
原因を探るため、 ssh でログインしてみましょう。
これもログイン失敗します。しかたないのでユーザーを替えてログインしてみます。こいつはログインできます。
ログインしたアカウントから doas
してみますが、 doas
できる権限を与えていないので当然できません。
sudo
は sudo
自体を削除しているのでできないですね。
また su
も権限がないので別ユーザーへ変更できないです。
ということで何かまずいことが起きているのでログインできるようにサーバーの復旧を行ないます。
いつも通り OS インストールと同様にインストールディスクを起動して必要なディレクトリをマウントします。
そうするとなぜかいつも利用しているはずのコマンド eix
、 git
や zsh
が無いのです!!!
ということでインストールします。
emerge --sync # リポジトリを git で読むようにしているので失敗
emerge git # デフォルトリンカを mold にしているので失敗
# mold 使わないように修正
emerge git
emerge eix
eix-sync # ようやく成功
emerge zsh
というようなコマンドを実施してなんとか復旧。
おわり
バイナリの配布リポジトリを設定できるのは薄々知ってはいたのですが、
動いているのを変更するの面倒だったので今回替えてみました。
カーネルもバイナリでインストールできるようになったので便利になりました(たぶん)。
あとうかつに emerge --depclean
はするもんじゃない。